残念だけど大満足! 将棋頭山
地  域  中央アルプス 
日  程  2014年1月10日(金)夜〜13日(月)祝
コース  一日目 駐車地 (7:00)−桂小場登山口(8:47 )−白川分岐(15:07)−大樽避難小屋(17:10 ) 
 二日目 避難小屋(6:25)−胸突き八丁(7:10)−稜線(12:58)−将棋頭山(14:10)−稜線デポ地(15:00 )− 六合目(15:50)− 避難小屋(16:25)  
 三日目 避難小屋(6:45)−桂小場登山口(9:15)−P地(10:08)
備 考  
 林道途中の雪のないぎりぎりの所にテントを張って仮眠したあと、小黒川キャンプ場手前の空き地に車を停めて歩き始めます。
 仮眠テントでは-8℃寒くて寝られませんでした
 昨年の台風で林道が通行止めの情報もありどうかな?と心配だったけどどうやら通れるみたいです。
 まずはキャンプ場付近を通り.....
 小黒橋を渡ります。

 橋を渡った先に信州大学の小屋があり、そこからわかんを装着。
 そしてここが桂小場の登山口です。→

 まったくトレースはありません。

 
 ←「ぶどうの泉の水場」ですが少し下で水の流れる音がしていたのでこの時期でも水を確保する事が出来るみたいです。
 冬季はこのコースからは誰も登らないのかトレースはまったくなくて少し前に降ったと思われる新雪もあり思う様に進めません。 

 振り返ると山スキーの方が一人ぐんぐん近づいて来て追い越されて行きました。へぇ〜凄い人もいるもんだとちょっとびっくりです。
 踝くらいのラッセルはあるものの快適に進んで来ました。

 スキーのトレースがあるから楽ちんです、有難い....と、思ったのも束の間。
 山スキーの方は日帰りなのでトラバースする所から「引き返します」って帰っていかれました。それからは一気にペースダウン

 雪も増えて交代でラッセルラッセル頑張れ〜
 白川分岐に着きました。

 津島神社あたりまで行きたい....嫌、せめて六合目あたり「やっとこ平」でテントを張りたい....なんて計画だったけどどうやら諦めないといけないみたいです。
 ここで既に3時をまわっています。
 それでもなんとか大樽避難小屋までは行きつきたいとみんなでラッセルラッセル頑張ります。

 「聖職の碑」を読んで歩きたいと思ったこのコースですがそれらしき標識が現れました(結果的に聖職の碑は見ることが出来なかったけど....
 時間ぎりぎりでやっと着きました大樽避難小屋です。

 何度とっても先頭のリダーがぶれぶれになってしまったショットこれが一番ましなショットなのです。リーダーは大分お疲れみたいです。もちろん私もですが...
二日目
 幸か不幸か避難小屋で泊まれたおかげでとっても暖かい夜を過ごす事が出来ました
 避難小屋の中にテントを張って私達だけの空間あとから誰か来たら畳まなくちゃって冷や冷やしたけど、そんな心配もなく、二晩快適に過ごしました
 小屋内は-2〜3℃だったかな?テント内は氷点下にはならなかったと思います
 朝、白み始めるのを待ってさぁ〜行動開始です
 今日もいいお天気です
 朝日に輝く尾根をひたすらラッセル。
 予定の木曽駒ヶ岳は行けそうもないね将棋頭山くらいは行きたいなぁ〜。
 それよりなにより新雪に輝く大展望が早く見たい

 膝上ラッセルに時折「ファイト〜」「一発〜〜
の声
 力強いラッセル者Y内さん、T田さんが突き進んで行きます
 標高2500mあたりからやっと展望が開けて来ました

 八ヶ岳から南アルプスの甲斐駒ケ岳あたりが見えます
 将棋頭山も諦めはじめた頃、やっと稜線に出ました
 将棋頭山が手中範囲内にそしてその先に木曽駒ヶ岳↑↓
 稜線に出たところでアイゼンに変えていざ出発
 視界もいいし、危ないところもないのでそれぞれが自分のペースでアタック
 山頂に着きました

 いつもの事ですが、カメラがあまりの寒さで電池切れ
 なので山頂の写真は頂いたものです。

 展望は八ヶ岳から富士山、南アルプスとしっかり見えて北アルプスはどんどん黒い雲に覆われて行くのが見えました。今晩は低気圧が通過するのでこのあたりも少し荒れる予報が出ています。
 時間もないので記念写真を撮ったら早速下山。

 わかんデポ地まで戻って来ました。→

 将棋頭山をバックに遠くのリーダーとY内さんの雄姿を
 たっぷり雪の下山はガンガン下れて大好き一番に小屋に到着今日も10時間行動お疲れ様
三日目
 さぁ〜今日は下山のみです。お天気もいいし、充実感いっぱいで快適に下りて行きます。
 ところどころトレースが消えている所もあったけど私たちが付けたトレースのお蔭で迷う事もなく快適に下りて来ました。
 桂小場登山口です→
 信州大学の小屋でわかんもアイゼンも外してあとは駐車地まで。温泉で体を温めで暖かい我が家へ帰りましょう


















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