南岳西尾根から大喰岳西尾根春山バリ
地  域  北アルプス
日  程  2014年5月3日(土)〜6日(火)
コース  一日目:新穂高温泉P(2:10)−槍平小屋テント場(18:57)
 二日目:槍平小屋テント場(7:00)−西尾根取りつき(7:45)−デルタ状岩壁(8:15)−南岳冬季小屋(13:25)
 三日目:沈殿
 四日目:南岳冬季小屋(5:30)−中岳(7:28)−大喰岳西尾根下山開始(9:15)−宝の木(11:57)−新穂高(19:00)
備 考
 今回の山行は初めからアクシデント続きで私自身もリーダーに御厄介をかけてしまう一幕もあり....
 新穂高温泉の駐車場に着くといきなりの地震まぁ〜地震というものはいきなりやってくるもではあるけど、結果次の朝まで気持ち悪いほど続きました
 この日は体調が悪く、地震の揺れも手伝って一人で引き返そうかどうしようかずっと迷いながらテント場にもう暮れようとしているなか到着しました。
 「明日の朝、どうするか決めたらいいやん」とリーダーの暖かいお言葉を頂き就寝
 朝、目覚めて試しに歩き始めると「あれ?大丈夫かも」「行けそう」で、デルタ状岩壁に着きました
 1ピッチで抜けたところです。不安定な箇所はあったけど難なく通過
 で、この笑顔です天気もいいし、気持ちいい
 途中から夏道に合流するような感じで雪もなく歩きやすい箇所もありました。
 心配していたマッチ箱はどこにあるの?って感じで通り過ぎ....
 後は南岳へと続く綺麗な雪稜をぐんぐん高度を稼いで登る登る。
 振り返ると結構シビアな箇所だったのねって感じの箇所もあったりして
 南岳冬季小屋が見えて来ましたテントではなく、小屋に入れるなんて超幸せ
 展望は抜群少し高い場所まで散策して↓北穂〜奥穂、蝶ケ岳から大天井からなる山々→大展望を楽しみました
 小屋には一番のりで到着出来たので快適な場所に私たちのテントを張る事が出来ました今日は暖かく寝られそうです。
 三日目5日は荒天で吹雪でホワイトアウト状態一旦テント撤収して小屋を出たけど、サングラスが一気に雪に覆われ見えなくなるし進める状態ではなく、リーダーも偵察に行ったけど「少し行ったらもう小屋も見えなくなったので今日の行動は無理」と沈殿決定。
 最終日、天気予報では回復に向かうとの事なので3時半起床で今日は一気に新穂高まで下ります
 昨夜はごうごうと明け方近くまで凄い風と雪かみぞれが降っていたみたいです。
 歩き始めると徐々にガスも晴れて来て....
 青空も青を出して来ましたよ
 昨日の新雪を纏った槍ヶ岳もとっても綺麗これだから雪山も辞められない
 大天井と雲海と
 振り返ると歩いて来たところの雪庇が意外に大きくてちょっとびっくり気をつけなくちゃ
 所々あるプチトラバースが怖かったりして
 夏にはなんともない梯子に緊張したりするんです
 ほっと休憩した場所から遠く仲間を写した写真です登りだったら冬でも大丈夫な場所かもしれないですね。でも、今回は念のためロープを出した箇所です
 大喰岳に着きました神々しいほどの北アルプスの山々とお別れして下山開始です。
 これがまた結構急でトレースが無いから余計に難しい場所となっていて....。
 リーダーのコース取りに感服しながら着実に高度を下げて行きます。
 そして有名な(?)宝の木....と言うらしいです。数々の雪崩にも負けずに立っていると言う。
 なのでここでほっと大休止。
 見上げるとなんて急な場所を下山して来たのかと自分を褒めてあげたくなります
 そして飛騨沢をあとはるんるん下るだけ....。
 ただ、こらがまた長い....。
 登った南岳西尾根の全貌も←楽しながら新穂高まで帰りました....とさと締めくくりたいですが私の白出沢付近の道迷いで思わぬ時間を取らせてしまう事になりほんとすいませんでしたm−_−m
















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