今回は個人山行、しかも厳冬期の山を私リーダーで登ると言うなんとも無謀な計画でどうなることやら...で、やって来ました宮城ゲートまえ駐車場です。 | ||||
第一日目 宮城の駐車場です。 地面も見えているくらいでここはそんなに雪はないみたいですね。 三連休だからもっと登山者がいるかと思ったら車は4台ほどで今から燕岳に向かうのは2パーティーかな? |
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宮城ゲートと中房温泉の丁度中間くらいになるのが「力水」でその手前に観音峠があります。 | ||||
中房温泉までやって来ました。 ここまで12Kやっぱり4時間かかりました。長かった |
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そしてアイゼンつけて急登をひと登り、ここは第一ベンチです。 ここでテントって言うのもありだけどもう少し頑張って第二ベンチでテントを張りました。 |
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第二日目 | ||||
綺麗な朝焼けです お天気もよくなりそうです |
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こんな茜色の風景って素敵ですね | ||||
どんどん明るくなってここは第三ベンチ。 | ||||
ジグザグの樹林帯を登って視界が広がり合戦小屋までやって来ました↓ 夏に来た時、ここでスイカを食べったっけ |
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合戦ノ頭からどんどん展望が広がり、わ〜〜ひときわ大きく槍ヶ岳が見えて来ました なんて素敵なんでしょうやっぱり貫禄を感じますね。 |
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←前方に燕山荘が見えて来ました | ||||
360度大展望 野口五郎や三俣蓮華?裏銀座方面も→ 表銀座、大天井から蝶ケ岳まで綺麗に稜線が見えます↓その奥に槍ヶ岳 今日は山の神様のご機嫌がいいみたいで穏やかな美しい景色を見せてくれています。 |
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燕山荘は裏側に到着します。 ここから風が強くなり、小屋をくるっと回り込むと燕岳がすぐそこに見えて来ます。 |
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岩岩の山容は燕岳らしいですね、夏にはコマクサの群落が見られる場所です今日は一面真っ白 | ||||
そして振り返ると槍ヶ岳を始め穂高連峰も見えて来ました。東鎌尾根、北鎌尾根もばっちり見えます。 | ||||
岩場を抜けると着きました山頂です | ||||
どうやら裏銀座の向こうに一段と白く立山や剣岳も見えているみたい.... こんなに遠くまで視界がいいなんて私たちはなんて恵まれているんでしょう? | ||||
そしてこの夏登った雨飾を始め頚城山塊もくっきりほんと山が一塊にぎゅっと詰まってるって感じです。 | ||||
富士山もシルエットだけだったのが雪を被っているのがはっきりわかるようになり、八ヶ岳や南アルプスも見えます。 | ||||
そしてこちらが浅間山?地球って丸いんだって感じるし広いんですねほんと今日は凄いです。こんないいお天気の日に登れて幸せ | ||||
さて、展望を楽しんだら下山開始です。 テント場までまた違って見える景色を楽しみながらぐんぐん下りて行きます。 |
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テント場に帰って来ました さて今晩は私が食担です、ホワイトシチューでほかほか温まって明日の下山に備えましょう |
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第三日目 今日は天気予報でも悪くなるって言ってたし、夜から降り始めた雪がすっかりトレースを消してしまっています、早く帰らなきゃ。 |
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第一ベンチの標識もこれだけ埋まっちゃった 20cmは降ったって事みたいです |
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中房温泉までの道はうっすらとトレースは分かるものの、デブリが出来ていたり、腰まで埋まったりこんな場所でまたなだれたら死んじゃうかも.....やだやだ早く降りなきゃ急げ〜 | ||||
中房温泉まで一気に下りて来ました。 あとは林道ラッセル、まずは一安心(?) |
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えっちらおっちら林道ラッセルって楽しんだのは前半でどんどん雪は降り続くし、時間が経つばかりで距離が稼げない | ||||
林道でも雪崩れるんだって超びっくり→デブリを越えて急げ急げ | ||||
トンネルを抜けても雪国です 歩いている間も雪は降り続けているので3.0cm40cm50cmとひどい所は膝まで埋まります。 |
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ずっと降り続く雪でウェアもびちょびちょ、手袋もザックも湿って来たゲートはまだか? | ||||
やっと着きました ほっとした〜〜これで帰れます |
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車もこんな状態で雪の埋もれています | ||||
下山後温泉「たこの平」に入ったら他のお客さんが高速道路が雪の為に通行止めですよって教えてくれて調べてみると長野道、中部道が閉鎖放浪の挙句長野ICから高速に乗って北陸経由で帰京したのは翌朝の8時でしたみなさんお疲れ様でした。こんな私に付き合って頂きありがとうございましたでも楽しかった〜そして厳冬期の北アルプスであんなに綺麗な景色を見られたなんてとっても幸せです。ほんとありがとうございました。 |