バラエティに富んだ 飯縄山&戸隠山〜高妻山
地  域  長野 北信
日  程  2013年10月11日(金)〜14日(月)祝
コース  一日目 飯縄山 西登山道登山口(9:00)−鳥居(9:30)−(10:50)山頂(11:22)−鳥居(12:11)−登山口(12:50)
 二日目 戸隠山〜高妻山 戸隠キャンプ場(5:55)−戸隠奥社(6:35)−登山口(6:57)−百闥キ屋(7:46)−蟻の戸渡り(8:26)−八方睨(8:46)−戸隠山頂(9:06)−九頭竜山(9:48)−不動避難小屋(10:42)−五地蔵(11:29)−(13:26)高妻山山頂(13:57)−五地蔵山(15:23)−牧柵(17:12)−戸隠キャンプ場(17:22)
備 考  
 今日は個人山行またもやキャンセル者が出て5人で来る予定が結局3人.......寂しいでも仕方ないですね。
 戸隠神社の駐車場で仮眠させて頂き、飯縄山西登山口までやって来ました
 若者が沢山登って行きました。

 私たちも後に続きます。
 大きなカラマツ林を抜けて歩きやすい道を快適に進んで行きます。
 飯縄山は北信五岳の一つらしく、妙高山、斑尾山、黒姫山、そして今回登る飯縄山と戸隠山の五つ。

 さてさて、歩きやすい登山道もここまでで登山道らしくなって来ました。

 萱ノ宮神社の鳥居です。
 ひと登りで山頂にやって来ました曇っていた空も綺麗に晴れて来ましたよ
 明日登る戸隠山から高妻山の稜線もばっちり見えます
 山頂は大賑わいですが、私たちは早々に下山。
 明日の登山に備えて買い出しに出かけます。
 ササとダケカンバが秋らしい景色を楽しませてくれます。

 ↓雲が切れて戸隠連峰が一望出来ました
 二日目
 戸隠キャンプ場から続く「ささやきの小路」が今日の出発点です。
 戸隠山から高妻山まで長い旅になりそうです。
 カラマツ林を抜けるとダケカンバ林になり黄葉を楽しみがら.......いや?熊が出るかも?ってくらい静かです
 朝一番が会いやすいとか....さっさと歩きます。
 戸隠奥社の参道に出ました。

 しばらく観光客と共に奥へと進みます。
 登山口にやっと着きました。ここで登山届を書いて先へと行きます。
 「あなたの命はあなた自身が守って下さい」「勇気をもって引き返して下さい」なんて言葉が看板や旗に踊っています大丈夫かなぁ〜。
 ジグザグの登山道を登って高度をあげて行くと戸隠山の全貌が見えて来ます。
 切れたった岩が迫力です
 いよいよ鎖場が登場して来ました。黄葉も綺麗になって来ましたよ
 →ここは百闥キ屋です。くりぬかれた様な回廊を抜けて行きます。
 ←写真では分かり難いですが、真っ直ぐに岩を登って行く人が.....修験者の試し岩?ホールドはいっぱいありそうなのでちょっと遊んでみたい気もしますが、先を急ぐので私たちはそのまま登山道を進みます。
 ↑祠のある西窟を抜けるといよいよ核心部が始まります。そこかしこにヘルメットとハーネスを付けたパーティが準備をしていてシュリンゲと安環しか持っていない私たちはなんだか場違いの所に来たのかとちょっと不安になりますが、お先に失礼してがんがん進みます。
 なんだか作り物ような岩場を慎重に進んで行きます。日頃金毘羅で鍛えているだけあって我がパーティは難なくクリアです後ろにメットチームがいるの分かりますか?
 一つの鎖が終わればまた次と、これでもかってくらいに出て来ますが、楽しみがらクリアして行きます。
 前方に八方睨、蟻の戸渡りです。

 真っ直ぐ行けばナイフリッジ、右側に行けばエスケープルートです。
 私は迷わずエスケープルート
 エスケープルートと言っても長い鎖が3つ。私のきらいなトラバース気味のもあり、剣の刃渡りは馬にまたがる様にして進み...途中は写真を撮らず、渡りきった所の写真です←
 
 .
 そして安心できる場所から仲間を撮ったショット超怖い
 少し進んで安心出来る所から蟻の戸渡りと剣の刃渡りを振り返ります。
 あんな場所を通過して来たんですね
 あと少し、鎖場を抜け八方睨に着きました

 遠くは白く化粧した白馬から鹿島槍ケ岳や槍ケ岳も見えました。
 富士山や八ヶ岳連峰も展望出来ます、流石八方睨
 稜線上を進んで行っても所々蟻の戸渡りが見える場所があり、メット集団が岩に針を刺したように少しずつ進んでいるのが見えます。
 そして視界を変えると高妻山がさぁ〜次はあそこです。まだまだ長い旅は続きます。
 白馬の大雪渓も見えます。昨日も少し雨が降っていたので上では雪だったのかもしれませんね。

 そして振り返るとまだ蟻の戸渡りで苦戦しているメット集団。
 ほどなく戸隠山山頂に着きましたバックは高妻山です。
 狭い山頂で誰もいません。
 小さなアップダウンを繰り返し、九頭竜山に着きました。
 ここも小さな広場で展望はありません。
 意外に早く着いた一不動避難小屋です。中は板張りのワンフロアになっていて10人くらいは寝られそうです。
 ここで高妻山に行くかどうか決めよう....と仲間と言っていて.....私は行く気まんまん
 「え〜行くの〜?」「遠いで〜」と言う言葉を浴びながら「行くで」と再出発
 そして正面に見えるのが五地蔵山へと続く尾根です。

 黄葉も綺麗ですね、さぁ〜ここから高妻山登山の始まり、頑張りましょう
 こちらはまったく違う山容で尾根も広く歩きやすいです。少し滑りやすいところもありますが、快適に進んで五地蔵でお昼休憩にしました。
 大きなアップダウンで八観音を経て九勢至に着きました。
 あとはあの高妻山へと続く大きな尾根を登るだけです。でも長そうメンバーからは非難?泣き?の言葉が相次ぐようになり.....ここまで来たからにはやっぱり山頂を踏みたいじゃん頑張れ〜
 →尾根途中からは振り返ると今日歩いて来た戸隠連邦のギザギザした峰が一望です
 あんなところを縦走して来たんですね〜よく頑張った、あとひと踏ん張り
 山頂近くは岩場が増え、他の登山者の下山時刻と重なって進むのに時間がかかってしまいました
 山は登り優先マナーを守って楽しみたいものです。心優しい我がメンバーはなかなか登れず.....やっと来ました
 
 山頂かと思った十阿弥陀を越え少し行くとやっと山頂に着きました
 360度大展望です
 あ〜やっぱり来て良かった流石100名山達成感もプラスされて超感激です。
 近くは黒姫山、雨飾山から妙高までの山脈、そして北アルプス素敵です
 山頂で大休止したあとは暗くなる前に急いで下山です。山頂から一番最後に出発した私達でしたが下山途中でなんパーティか追い越して、一不動避難小屋でも休憩を入れず(メンバーからは「え〜休憩しないの?」なんて言葉も....)鎖場を2ケ所クリアして牧柵に5時頃到着
 今日も一日たっぷり遊びました素晴らしい一日でした
 牧場からキャンプ場へ、そして今晩はBBQ汗を流してさぁ〜飲むぞ〜
 戸隠キャンプ場はとっても広くて快適なキャンプ場でした。トイレもウォシュレットで便座も暖かくて...またいつか利用したです。
 三日目は朝風呂に入って鏡池を散策しました。もう少し紅葉していればもっと綺麗だったと思います。
 昨日歩いた稜線をこうやって見るって事も出来て感激です。
 花はヤマラッキョウです。山には咲いてなくて公園で見つけました。ワレモコウも植えてありました

















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