何度でも行きたい三筋の滝〜真の谷、気になる河倉峠
欲バリ、バリエーション
地  域  鈴鹿
日  程  2013年5月18日(土)
コース 君ケ畑P(9:13)−茨川廃村(10:15)−三筋の滝(11:16)−河倉峠取付き(13:38)−稜線(15:56)−河倉岳(15:59)−君ケ畑P(17:30)
備 考  君ケ畑には10台ほど停めらる空き地があります。無料。
 ここもお馴染みになって来た駐車地君ケ畑です。 
 今日は気になる古道、真の谷から河倉峠へ続く道を歩いてみます。
 1978年の昭文社のエアリアマップには実線で書かれていて河倉峠から小又谷には点線ルートで続いています。
 小又谷林道を進み、まずはノタノ坂を茨川まで進みます。
 峠付近はレンゲツツジがちょうど見ごろでとっても綺麗です
 河倉岳へと行く道を左に見て茨川への道へと下って行きます。

 誰かのHPでは道が荒れているように書いてありましたが、しっかりした登山道が残っています。ただ、沢沿いは確かに荒れていたので逆に歩いたらちょっと分かりにくいかも.....と言う箇所ありです。
 茶屋川林道に出ました。

 I藤さんの事前情報で茶屋川林道は崩壊が激しく、工事してくれてるらしいですが回復するのには相当時間がかかるのでは?と言う事で今回は君ケ畑からのアプローチとなりました。
 林道を少し歩くと茨川の廃村に出ます。

 今回いろいろ調べている時に、この廃村についての史記も見つけて古に思いを馳せながらここで小休止。

 
 さて、ここからは去年も歩いた道、とってもいい所でまた来たいって思っていたのでルンルンです
 ですが、去年の大雨でここも大荒れでしたところどころ土砂崩れしていて川には流木が道をふさいでいるところもあります
 ただ、前回とは違って水量が少ないので渡渉がとっても楽です

 楽に蛇谷出合までやって来ました。ここも前回とは様子が違いますがテープや道標で確認。

 今日はこのまま本流をつめて行きます。
 前方に頭陀ケ平が見えて来ました。

 頭陀の洞窟とやらがあるらしいのでこれもまた興味をそそられるでもそれはまたいつか....。
 →三筋の滝までやって来ました沢登りも好きな私にとって暑い時はやっぱりこんなシーンがいいですね

 ここは地図でも高巻き注意とあります。慎重に....。
 右岸にフィックスロープがありますが使えそうにもなく、滑らない様に気をつけて行きます。

 沢登りやクライミングをしている人ならよくある高巻き、優しいバージョンって感じでした
 そして三筋の滝を越えるとそこは想像通りの桃源郷

 写真で表すことは出来ません
 ↑ヒメウツギと←ナツトウダイ、そしてラショウモンカズラや↓ハルリンドウ

 ニリンソウはもう少し早ければお花畑だっただろうって言う箇所もあってまだ咲き残っていました。
 そして渓流と新緑が萌え萌えでとっても綺麗
 花崗岩と新緑と綺麗な水.....ってほとんどこの辺りは伏流水となっています。
 「あテンだ」ってI藤さん。見てみるとちょこちょこと動く小さな動物が前方に
 顔もしっかり見えてとっても可愛いでもUPで見るとなかなか精悍な顔立ちをしてるんですね
 花もまだまだいろいろと楽しませて頂きました

 ヒシリドコロ→やヤマブキソウ↓そして結構沢山あったのがイチリンソウです。
 さてここからが冒険。

 真の谷、白船峠分岐より少し南側。地図を見てそれらしいテープとなんとなくの踏み跡を見てトラバース開始

 が、しかしすぐに踏み跡らしきものもところどころにあったテープもなくなり勘だけを頼りに進みます。
 滑り落ちそうなくらい急な斜面を行く箇所もあり、落石もありそうなので慎重に慎重に....。

 途中くじけそうになるけど進むしかない、と決めどんどんトラバース

 前方に土倉岳の尾根と鞍部。あれが土倉峠か?
 近づくにつれ踏み跡もまた見られるようになり、峠は近いか?と浮き立つ心を抑えつつ安全な場所で小休止。

 って、遠くで「カーン、カーン」と石が落ちて何かにあたる音くわばらくわばら遅ければ落石に見舞われていたかも....。鹿が通ったのか猿か?それとも自然に落ちたのか....いつ落石があてってもおかしくない箇所を通って来たのでほっと胸をなで下ろします。
 さて、土倉峠へ最後のひと登りと思い歩き始めるとまた出始めたテープに気を良くして進みましたが目指した鞍部は土倉岳と御池岳との鞍部でした

 そして稜線に出て見えたのは御池岳のテーブルランドです←
 土倉岳の道標を確認して、前回は雪の中で確認できなかった三角点も見ることが出来、ここが土倉峠か?の先で小休止。
 尾根一面にイワカガミが綺麗に咲き誇り、河倉峠には出る事が出来なかったけど充実感と満足感を胸に日の落ちかけた道を君ケ畑へと下山して行きます。
 結果
 お勧め出来るルートではなく、山慣れない人なら滑落?落石?とにかく危険な箇所があるところです。部分的になんとなくの登山道があったところもありますが、やはり廃道と言わざるを得ません。
 帰宅後の検証では少し標高的に高いところをトラバースしてしまったのかな?と言うのもありますが、形状的にザレ場で踏み跡が残りにくく、落石を起こすような場所であるところには変わりないと思います。















電波が届かなかった部分でありえないルートになっています。あしからず






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